チューリップ
チューリップ

秋植え球根

分類:ユリ科チューリップ属

学名:Tulipa

和名:鬱金香(うっこんこう)

原産地:東アジア,中央アジア,トルコ,北アフリカ,

春の代表的な花の一つで、季節感を出したいガーデンには是非植えておきたいですね。

園芸種としての歴史は古く、16世紀にトルコからヨーロッパへ伝わり、それ以来沢山の品種が生まれたようです。

置き場所 日当たりの良い屋外
培養土又は赤玉土と腐葉土を7:3で混ぜたもの
表面が乾いたらたっぷり
肥料 市販の球根は、開花まで肥料を一切与えなくても十分に立派な花が咲きます。

肥料を与える場合は、
植え付け時の元肥に乾燥牛ふんを少量土に混ぜるのと、
花後に骨粉を与える程度です。

特にチッソ肥料を与え過ぎると、葉が必要以上に育ち過ぎ、かえって球根がやせてしまいます。

栽培のポイント 植え付けの適期は10月ですが、12月半ばまで植えられます。
1月以降に植えると花が奇麗に咲かない場合もありますので、球根を入手したら早めに植えた方が良いでしょう。

植え付けたら寒くても必ず屋外で育てて冬を体験させてください。冬の間は芽は出ませんが、土の中では根が春に備えて成長しています。

花後は花茎を切り取り、葉を残して育てます。
気温が上がって葉が黄色くなってきたら球根を掘り上げます(6〜7月頃)。
植えたまま夏になると、高温で病気が発生し、球根が腐ってしまうことがあります。
掘り上げた球根は、小さいものはあきらめて処分して、大きいものだけを風通しの良い日陰で良く乾かして秋までしまっておきます。
そして、10月になったら植え付けます。
掘り上げた小さい球根は花を咲かせずにつぼみを取り2〜3年育てれば球根が大きくなることもありますが、病気(ウィルス病)の発生や手間を考えると消費球根として割り切った方が賢明です。

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