シャコバサボテン

半耐寒性 多肉植物

分類:サボテン科シュルンベルゲラ属

学名:Schlumbergera × buckleyi

別名:デンマークカクタス・クリスマスカクタス

原産地:ブラジル

毎年12月頃に咲く冬咲きのサボテンです。とても品種が多く、簡単に育てられます。

置き場所 冬は室内の日が当たる窓際。花後は明るい室内。強い暖房は避ける。
春からは屋外の日なた。
梅雨時は軒下などで雨除け。
夏は強い日光を避け、屋外の明るい半日陰。
秋は屋外の日なた。夜は照明がなく暗くなるところ。

短日性ですので、特に花芽が出来る10月以降は照明などで明るくなる所に置いていると、なかなか花芽が付きません。夜はちゃんと暗くなる所に置きましょう。

つぼみが付いても室内に取り込まないでください。日光不足になると花芽が落ちてしまいます。つぼみが十分に成長するまで、出来るだけ屋外で育てましょう。10℃以下の日が多くなったら室内に取り込みます。 

シャコバサボテン用の土又は赤玉土(中粒)と桐生砂と腐葉土を3:2:1で混ぜたもの
表面が乾いたらたっぷり
サボテンですから乾燥を好みます。 水を頻繁に与えると根腐れし枯れてしまいます。必ず十分な時間を置いて 乾いた状態になってから水をやりましょう。

真冬は水を与えません。室内で休眠させます。
鉢土を乾燥させてください。(ただし暖房は避ける。)
乾燥状態にすれば低温にも耐えます。ただし凍らせないように。

肥料 5〜7月の成長期に粒状の化成肥料か骨粉入りの固形油粕を月に一回 又は 液肥を7〜10日に一回 のペースでやります。

秋につぼみが付いても肥料はやらないでください。落花する場合があります。

栽培のポイント 咲き終わった花がらを早めに摘み取る。
伸びすぎてたれ下がった枝は花後から4月までの間に節の所をねじるようにして取り、上を向いている葉を残し株の形を整えます。
取った葉は挿し木出来ますので、挑戦してみてください。
3節以上を付けて挿すと、すぐ来年にも花を付けることが可能です。
挿し木をする場合は、切り口をよく乾燥させ固めてから挿します。 

花を沢山咲かせる裏技(芽かき)
花芽を付けやすくする為に、9月中に すべての葉先に付いている新芽を取り去ります。先端がすべて花を付ける事が出来る成長した葉にする事で花芽が付きやすくなります。(秋は夜暗くなる所へ置きましょう。)

ウドンコ病 黒星病に注意 


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