クンシラン

半耐寒性多年草

分類:ヒガンバナ科クリビア属

学名:Clivia miniata

和名:君子蘭(クンシラン)

別名:受咲き君子蘭

原産地:南アフリカ

店頭に並ぶ時期:1〜4月

育てやすく、長年にわたって楽しめ繁殖も容易です。

ランと名前には付いていますが、
実はラン科ではなくヒガンバナ科の植物です。
明治時代に日本に入ってきて以来多くの人に親しまれています。
写真はダルマ系品種で、
他に葉が斑入りの物や、黄花白花などの交配種もあります。
自然開花は4〜5月ですが、室内ではもっと早い時期に咲く場合があります。

置き場所 直射日光を避けた屋外の明るい日陰か明るい室内のレースのカーテン越しの窓際
(冬は明るい暖房のない室内の窓際)
クンシラン用の培養土か、
赤玉土中粒と桐生砂と腐葉土を5:4:1程度に混ぜた物
表面が乾いたらたっぷり
(冬季は4〜7日に一度、冬以外は2〜5日に一度くらいで置き場所によって変わります。)
夏は葉の間に水がたまらないように注意してください。病気の原因になります。
肥料 骨紛入りの固形油粕を花後と10月頃に置き肥します。
室内で管理する場合は有機肥料は使いませんので、春と秋にハイポネックスなどの1000倍液を7〜10日に一度くらい与えます。
栽培のポイント 冬は必ず室内に取り込んでください。凍ると葉が枯れてしまいます。
特に陽射しの強い時期は必ず直射日光を避けてください。葉焼けして色が悪くなります。
梅雨時は直接雨が当たらない所に置いてください。
水のやり過ぎも注意が必要です。
開花後は交配のため種を作る必要が有る場合を除き、花茎ごと取り去ります。
株元と花茎をしっかり持って、勢い良く折ってやると付け根からきれいに取れます。
株分けや植替えは花後の5月〜6月中旬に行ってください。
株分けは子株の葉が片側3枚以上になってからが理想的です。
葉の形が乱れないように、光の方向に水平に置き、時々反転してやります。
屋外での遮光率は40〜50%です。

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