木立ベゴニアにもいろんな品種がありますが
ひょろひょろと伸びるのは日照不足ではないでしょうか。
特に午前中の太陽に当てるのがよいと思います。
真夏を除いて2−3時間は陽に当てたいですね。
日照不足に灌水過多が重なると葉もベローンと伸びます。
うどんこ病などの病気にも罹り易くなります。
樹型を整えるには、節(着葉位置)のすぐ上で剪定すれば
残った葉の付け根から新しい芽が出て枝になります。
葉のない節からも芽は出ますがかなり時間がかかることがあります。
芽が伸びる方向は葉が出ている方向になりますので
将来の樹型を考えて適切な(通常外向きの)位置で剪定します。
剪定時期は今から9月下旬くらいが良いでしょう。
木立ベゴニアは毎年どんどん大きくなりますので
私は9−10月に枝先20cm程をすべて剪定してコップに水挿しします。
葉は2−3枚着けて葉先半分程度切り取っておきます。
明るい窓辺に置いておけば(水は毎日替えます)1ヶ月ほどで
白い新鮮な根が沢山出てきますので、ポットに鉢上げしておきます。
この若苗は冬の寒さにも強く場所もとらないため冬越しが容易です。
春4月に2−3本づつ寄せ植えすれば5月頃からどんどん開花します。
毎年元気の良い充実した株が維持できますし、おすそ分けにも喜ばれます。
[2003年7月16日 10時22分34秒]