どのような状態なのか今ひとつ見えないし,バナナも自分で作ったことはないのですが。
バナナは成育温度は10〜40℃です。10℃で成育が止まり,5℃で寒害を受けます。窓際は温度変化が大きいため,
1月以降の夜温が5℃以下に下がったのであれば寒害の可能性があります。
バナナは水を多く必要とする反面,根はおおむね24時間水に浸かったままなら死んでしまいます。これはミカン類
も同様です。「こしみず」がどのような管理を示しているのか解りませんが,もしハイドロカルチャーで栽培するの
なら,塊茎の下部がわずかに水に接するくらいで管理し,発根と根の伸長に伴って根の一部が水に浸るくらいに水位
を下げてゆくべきと思います。
ハイドロカルチャーの問題点については,溝口さんなどが過去ログに山ほど述べておられますので,検索して下さ
い。バナナは日射を好む植物なのですが,ハイドロカルチャーでは日なたに出しておくと水が腐りやすく根傷みの原
因になるのでは?水を腐らせたことはなかったでしょうか?塊茎が腐り始めているようなら再生は困難と思います。
バナナは茎に1個の生長点しか持ちません。増殖は塊茎から出る吸芽を用いますから,吸芽があればそれから再生
できます。寒害や病気で生長点がつぶれ,吸芽も出ていないならあきらめるしか無いと思います。
もし生長点が生きているのであれば,温度の上昇とともに再生すると思います。出来るだけ土に植えるべきです。
お住まいが不明なので,温度的な問題がよく解りませんが,そもそもバナナってハイドロカルチャー用で販売され
ているものなのですか?
[2003年3月23日 19時56分44秒]