記事タイトル:「害虫」と薬剤散布 


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お名前: Pigface   
kさん

すみませんが、最初の質問の意味がよく読み取れません。
害虫や病原菌の定義のことを質問なさっているのか、薬のことを質問なさっているのか。

もし、最初の書き込みが薬剤の使用に対して全面的に否定している、と言う風に読めたとしたら、私の文章力不足です。
申し訳ありません。
必要以上に大量のものを使っているのではないかしら、と言う疑問が根底にあります。

害虫は人間から見た場合、不利益をもたらす虫についてそう名づけたもの、ですよね。
それらの虫を食べてくれる虫や鳥は益虫とか益鳥とか呼ばれていますよね。
できることなら、ある程度はこういった連鎖を成り立たせるようなやり方はできないものなんでしょうか。
少量であれ、薬を使えば菌や虫が死ぬのはそういう目的で作ったものですからそうでしょう。

二番目の点については全くの個人的な意見です。
ある植物が本来好むのと違った環境で育てようとすればいろいろな障害が出てきてもおかしくないと思います。
どのくらいその植物が好みの環境を準備できるかは、育てる人の色々な条件次第ですので、
必ずしも住んでいる地方がどうだから、こうでなくちゃいけないと言うものではないでしょう。
ただ、そういう障害が出やすいものはどうしても殺菌や殺虫など薬で補ってやる必要が出て来ますよね。
そういうのが疑問だと言っているのです。

薬を使う必要性を認めていないわけではないんです。
薬を使えば目的を達すると同時に、場合によっては有用なものまで排除してしまっているんです。
だから、そこまでしなくて済むようにしたいなと思っただけなんですが。

Kさんのおっしゃるとおり、あまりこのスレが長く続いても他の方には不愉快でしょう。
これ以上、積極的に書くのは止めます。
疑問が解けなければ、その旨書きこんでいただければ、こういう考え方をしていると言うことを
わかっていただけるように努力はします。

なお、最近、広告メールその他が多く困っていますのでメールアドレスをここで公開することは控えさせてください。
[2002年9月11日 9時55分19秒]

お名前: k   
どうもよくわかりません。
私の読解力不足でPigfaceさんのそもそもの最初の書き込みを読み返しても、
>ありとあらゆるものに対して、必要なときに効果的にかつできるだけ少量(もちろん効果の出る範囲内でですが)
>使うことを考えていけたらと思って書き始めたんですが....
というふうに読めないんです、、、、

かみ合わない対話を続けていてもみなさんに迷惑でしょうし、最後にふたつだけ聞かせてください。
>そもそも病原菌とか害虫と言う概念は非常にわがままな人間が考え出したものです。
この真意はどういうことなんでしょう?
少量でも効果が出る使い方をすれば「虫」は死にますよね。

>今のガーデニングのあり方に疑問をもっていることは事実です。
Pigfaceさんのいうところの「今のガーデニングのあり方」とは具体的にどういうことを指しているのでしょう?
[2002年9月10日 17時18分33秒]

お名前: Pigface   
kさん
例えば、自分の周りに蚊を発生させる原因があったらまずそれを取り除くことから始めますよね。
蚊取り線香は蚊を殺すかもしれませんが、むしろ寄ってこなくする効果のほうが高いのではないでしょうか?

植物に虫がつくのは私だって嫌です。
私はチャドクガでひどい目に何度もあっているので、できればこれのつく木のそばには寄りたくないくらいです。
残念ながら、引っ越してきたときにはサザンカが植えられてあり、近所にもいくらでもあります。
自分のできる範囲で、卵を見たら即取り除くという作業をしていますが、やむを得ないときには殺虫剤も使います。

植物ばかりでなく、動物や人間に対しても安易に薬を使いすぎている気がしています。

ありとあらゆるものに対して、必要なときに効果的にかつできるだけ少量(もちろん効果の出る範囲内でですが)
使うことを考えていけたらと思って書き始めたんですが....
手遅れにならないうちに、どうにかしたいというのは当たり前の感情だと思います。
[2002年9月10日 9時24分33秒]

お名前: k   
うーむ、一箇所改行を忘れて読みにくくなってしまいました。申し訳ありません。
↓
[2002年9月10日 1時25分20秒]

お名前: k   
ここの掲示板の記事一覧を見るだけで、みなさん実に様々なことで一喜一憂しておられるのがわかります。
これはみなさんが植物をとても大切に育てているからに違いなく、単なる庭木や花壇の花ではなくて、家の植
物をそれぞれの家庭の一員として愛情を持って接しておられる証拠ではないでしょうか?

Pigfaceさんは害虫について
>害虫と言う概念は非常にわがままな人間が考え出したものです。
とおっしゃっていますが、例えば人間における害虫という概念についてもたぶん同じでしょう。

実は私の家の周辺は夏になると蚊がたくさん発生します。
人間にとっての蚊と植物にとってのアブラムシは害虫という概念からすると別物でしょうか?
私は自分の子供が蚊に刺されていたらその蚊を叩きますし、香取線香や電子蚊取りを使いますが、それって不
自然でしょうか?

>今のガーデニングのあり方に疑問をもっていることは事実です。
自分の家族が蚊に刺されていたら、自分の大切に育てている植物が害虫にたかられていたら、何とかしてあげ
たいと思う気持ちは自然なものではないでしょうか?
出来ることなら使いたくない薬を使うのも、根底にあるのは植物に対する愛情の表れではありませんか。

それが不自然であり疑問に思われるのでしたら、「植物における害虫」と「人間に対する害虫」の違いをお考えいただいて、蚊もまた人が勝手に決め付けた害虫なのだから蚊取り線香など使わずに、また蚊に刺されても死にはしないんだし蚊も生きているんだから血くらい吸わせてやろうじゃないか、という気持ちになれるかを
検討されてはいかがでしょう?(笑)

とはいえ、私も基本的には
>薬を使うのではなく、抵抗力のある植物に育てるのが大切なんではないでしょうか
という部分は賛成しています。

植物に対する愛情。
これでは疑問は解けませんか?
では。
[2002年9月10日 1時23分39秒]

お名前: Pigface   
レスをつけないつもりはまったくなかったんですが、遅くなって申し訳ありません。

まず、できる限り環境に合ったものを選んで育てています。
ですから、これまでずいぶんと色々なものを失敗しました。
何度かやってみて駄目なものは諦めています。
同じ種類でも、苗の育った環境によって適応性が変わってくると聞いたことがあります。
それでも、ずいぶんと色々な種類のものが楽しめます。

風通しや日当たりなどちょっとしたことでずいぶんと植物の勢いも変わってきます。
植え替えの時期、自分の管理の仕方に合った鉢選びでも違うと思います。
一般には素焼きの鉢が良いとされますが、暑い日や風の強い日など乾きやすいときに
頻繁に水遣りできないので、プラ製のものを使っています。
具体性がなくて申し訳ありませんが、基本的には物の本等に出ている事をやりながら、
状態をみて考えるしかないんですが。
ですから、選定の時期等も花芽をつける時期や気温などと植物の勢いを見て行っている程度です。

酸性土壌が苦手なものはもちろん石灰をあらかじめ混ぜ込んで使います。
買ってきた培養土もそのまま使わずに、ゴロを足したりバーミキュライトを足したり。

コンパニオンプランツもできる限り取り入れる努力をしています。
ハダニが大量発生しシクラメンまで危なかったとき、トウガラシが良いと聞き隣にトウガラシの鉢を置きました。
そのためか、ハダニは見かけなくなりました。

100%薬物の使用を否定しているわけではありません。
植物の種類によって非常に神経を使うものもありますし、ほったらかしでもかなり強いものもあります。
どのようなものを育てるのかは、好みですので私がとやかく言う事ではないでしょう。
場合によっては、周りのおうちにまで迷惑がかかってしまうこともありますから、
そうならないうちに薬を使うことも必要なこともあるでしょう。

私が言いたかったのはどうしたらできるだけ使わずに済ませられるか。
使うにしてもできるだけ少量ですむ使い方があるんじゃないか。
ということです。

Takedaさん
そういうわけですので、あまり無理なものはウチにありません。
比較的古くからあるようなものばかりです。
皆さんにそうしろと言うつもりはありません。
ただ、今のガーデニングのあり方に疑問をもっていることは事実です。

kさん
具体的に抵抗力がすぐつく方法はないと思います。
できるだけ土を良い状態にするとか、風通しに気を配るとか、そういうありふれたものでしかないと思います。
商売でやっているわけではないので、ものすごく土にこだわっているわけでもありません。
だけど、連作傷害がでやすいと聞けば似たようなものは何年か避けるし、
上手くいかなかったら何が良くなかったのか改善できる点を考えます。

文章が上手くないので、誤解を招く表現もあるかと思います。
不愉快な思いをさせてしまった方があったら謝ります。
毎日、ここを見に来ているわけではないので、すぐにレスがつけられないこともあると思いますが、お許しください。
[2002年9月9日 18時14分33秒]

お名前: k   
RUUさん、ありがとう。
バレリーナツリーに関してはコガネムシに気づくのが遅かったのがいけなかったと考えています。
もっと早く気がつけば捕殺もできたでしょうし、手はあったように思います。
しかし他のクチナシやジューンベリーは害虫の正体も不明です。
おそらく夜に食われているのでしょうが姿も見れません。
色々な植物があれば害虫も様々なんですよね。

元メッセージに
>もとが元気な木ならばちゃんと復活します
とありますが、みすみす食害にあっているものを放置はできません。
その後復活してくれるかどうかも不安じゃないですか。

薬なんて使いたくないけどやむを得ず使ってしまう、木にかぎらず人だってそうじゃありませんか。
[2002年9月8日 21時31分14秒]

お名前: RUU   
kさんここにもバレリーナツリーのコガネムシ食害について少しあります。
http://www2k.biglobe.ne.jp/~koyamaen/bbs5/455539363510074.html
[2002年9月8日 10時1分36秒]

お名前: k   
なつみかんさん、ありがとうございます。
お話からすると、プロの方が年月を重ねてたどりついた方法のように思います。
なかなか一般家庭で素人のガーデニングに取り入れるには難しそうですね。
家庭では大発生しなくても大形害虫のほんの1、2匹で木がまる裸にされてしまいますし、、、

私もできれば薬は使いたくないので、よくある木酢液とかも使うのですが、あまり効果がありません。
虫除けハーブの類もたくさん植えてあるのですが、これもほとんど無意味に近いし、、、
自分なりにいろいろやってみたけど効果がないから最終手段として薬を使わざるをえないわけですね。

だから「抵抗力のある植物に育てる」ということが可能なら、ほんとうにその方法を知りたかったんです。
Pigfaceさんからはレスはいただけないようですがね、、、、
[2002年9月8日 8時38分45秒]

お名前: なつみかん   
kさんに対する答えになってないかもしれませんが・・・
また、人の受け売りで恐縮ですが・・・。

以前、伊豆(だったか?)で無農薬で花作りをされてる方のお話をネットで
見たことがあります。
(そのサイトを探したのですが見つからなくて・・・)
その方がおっしゃるには、(ウロオボエなので細かい点では多少の間違いが
あれば失礼します)何よりも健康な土作り。
すべて有機で、自家製堆肥を使用し、よく耕し・・・そうすると土に地力みたい
なのがでてきてフカフカの土になるそうです。
その土にするまで、何年もかかったとおっしゃってましたが。
その間、勿論、農薬、化学肥料は一切使用せず。少しでも使うと土がだめになるそうです。
そうしてできたフカフカの土は連作障害もおこさず、病害虫の発生も押さえられ、
実際、近所の農家で、害虫だったか病気だったかが大発生した時、
その方の農場だけはほとんど被害を受けなかったとか。
私は有機肥料には虫が発生しやすいと思ってただけに目からうろこでした。

また、薬剤にたよらないで植物を育てるとその植物自体が毒素(?)みたいなのを
作り出すようになり、害虫に強くなるという話も違う方から聞いたことがあります。
(全ての害虫を100%ガードできるわけじゃなく、被害の程度を低くする程度の
強さらしいですが・・・)

私には全て真似をするなんて到底できないしそこまでしなくてもなどと考えて
しまいますが、植物に少し手をかけることによって、
(通気性や、手で取れる虫は早めに見つけ大発生する前に取るとか、
葉水をするとかそんな些細なことで)
3回薬を使うところを2回に減らせれば良いかなぁと思っています。
[2002年9月8日 4時11分54秒]

お名前: k   
えっとですね Pigfaceさん、私の家の庭にはバレリーナツリーという木がありまして、
この夏にコガネムシの食害にあって葉がボロボロになってしまったんです。
最初は害虫が何かわからず、コガネムシを見つけた時には既にかなり傷んだ状態になっていました。
やむを得ずマラソンを処方して退治しましたが、木は弱っているようです。

「抵抗力のある植物に育てる」ということが可能なら、ほんとうにその方法を知りたいんですよ。

うちにあって虫の食害にあうのは他にクチナシとジューンベリーがその代表です。
こちらもやむを得ずオルトランを使用しますが、クスリを使わずにすむ方法はあるのですか?
[2002年9月7日 19時42分35秒]

お名前: k   
>抵抗力のある植物に育てるのが大切なんではないでしょうか

このメッセージには具体性がありませんが、
Pigfaceさんは具体的にどのようにどうしましょうと言っているのですか?
クスリを使わずに抵抗力を植物に持たせる育て方をぜひ教えてください。
知りたいです。
[2002年9月6日 12時20分3秒]

お名前: Takeda   
自然を無視したあり方に疑問を感じるというになら
抵抗力のある植物に育てるというのも同じような事だと思います。

本来その場に生息していない植物を、
庭植や鉢植えにして育てている事、

すなわちガーデニングや庭作りそのものが
根本的に自然に逆らった不自然な事だと思いますが・・・

薬剤の使用についてだけ批判をされるのは
おかしいと思います。
[2002年9月6日 10時51分12秒]

お名前: Pigface   
質問ではないのですが、薬剤の使用について疑問があるので書きこみます。

春から秋にかけてはどうしても病害虫が出やすい時期ですね。
無理な環境で草花などを育てていると特に害に会いやすいような気がします。

例えばアブラムシ、春と秋の2回くらい大発生します。
でも、不思議なことに植物に体力があれば自分で凌いでくれます。

アゲハチョウの幼虫に丸坊主にされた山椒も、もとが元気な木ならばちゃんと復活します。

病害虫が出たから薬を使うのではなく、抵抗力のある植物に育てるのが大切なんではないでしょうか。
そもそも病原菌とか害虫と言う概念は非常にわがままな人間が考え出したものです。

大量に薬を使うことによりそれに対して耐性を持った新種(変異種?)が出て、
バンッと広まってしまうことがあるのは御存知の方も多いでしょう。
昨今、ガーデニングブームと言われ植物に親しむ機会が増えたのは大変良いことだと思いますが、
自然を無視したあり方に疑問を感じます。

そもそも、土壌というのは非常に多様な無機物・有機物の集合体です。
掘ればミミズや様々な昆虫、菌類や藻類などの微生物がたくさんいるものです。
空気中にも同様にたくさんの微生物が漂っています。

ちょっと考えてみませんか?
[2002年9月6日 10時10分58秒]

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