室内奥ということで、日当たりのよいベランダから、
急に日の当たらない室内においたためと思われます。
ベンジャミンは環境の急変に弱く、とくに日当たりが
急に悪くなった場合に葉を落とします。ほとんど丸坊主
に近いくらい落としてしまう事が多いです。
日照の問題だけであれば、そのまま普通の管理をしていれば、
新しい葉が出てきます。新しい葉は日光の少ない環境に適応
しているので、その環境の中では落ちにくくなります。
去年までは暗いところで元気だった、とうのはその環境になじ
んで成長していたためで、本来は直射日光がすきなベンジャミン
が、ベランダにだされてその環境下でがんがん成長したところに
もとにもどされてしまったので、葉をおとしたのですね。
室内奥がどの程度の日光量なのかはわかりませんが、もしそこで
普通に成長するくらいの日光があれば、ずっとそこで管理するのが
いいのではないかと思います。
本来は1年中同じ場所で明るいところ(冬を考えて室内)に置きたい
所ですが、ある程度大きさもあるようですし、生活の邪魔になるようでは
かえって植物も人間もかわいそうです!。また植物は人間と違って極端な
環境の変化のほうが苦手で、多少不向きな環境下でも安定した環境に置か
れるほうが良いのです。
カイガラムシについては、現在どの程度の被害なのかがわかりませんが、
木がある程度大きいので、薬剤に頼るのも良いかと思います。本来であ
れば定期的に柔らかい歯ブラシや軍手をつかってこすり落としがいいと
は思います(室内ですので)。
薬剤を使うにしても先にこすり落としたほうがよく、また使用法をしっかり
守ります。また、べとべと(カイガラムシの排泄物)は水でしっかり洗い流す
必要があります。すす病など病気の元です。洗い流した後薬剤を使用します。
[2002年11月25日 9時19分32秒]