記事タイトル:さくらんぼが穿孔褐斑病? 


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お名前: けい   
ごっちさん。とってもありがとうございました。
早速、そのホームページをちょっと覗いてみました。
すごいですね!
今一番知りたいことでした。うれしいです。
本屋さんの店先に並んでいる趣味の園芸とはちがいますね。
タイトルからして、真剣に収穫するための本なんかが、売られているんですね。
「農業技術全集、果樹編」みたいな。高いけれど。
生活の糧として、果樹を育てるのではないですけれど、
そのうちみなさんのように、初心者の方に適切なアドバイスができるように、
頑張りたいと思います。
[2002年5月14日 22時35分32秒]

お名前: ごっち   
ごっちと申す果樹と胡蝶蘭が大好きな人間です。

拙者も桜桃8種や桃等を育てていますが、結構病気が多くて苦労しますね。
果樹についての専門書であれば、農文協からいろいろ発行されています。
以下のURLを参考にされてみては如何でしょうか。

 http://www.ruralnet.or.jp/
[2002年5月11日 13時18分17秒]

お名前: けい   
とっても詳しい説明ありがとうございました。
もうレスがつかないかと諦め気味でしたので。
環境管理かあ、ベランダは狭いし、場所を変えられないなあ、という感じです。
ベランダにほとんど雨は当たらないのと、水やりは根元だけにやっていますが、芽が出たときから、
少し葉が成熟すると穴があいていくというふうで、元々苗木が悪いのかと思ったりしていましたが、
冬まで持ちこたえられれば、何とかなるのでしょうか?
果樹が好きで、「狭いスペースで育てる果樹数十種(仮名)」とか
「失敗しない果樹の育て方(仮名)」とか
「果樹の病気と害虫」とか読むのですが、
どれも同じようなことしか書いていなくて、がっかりすることが多いです。
このホームページを見つけてからは、皆様に頼ってますが、
やっぱり、もっと詳しいことが系統立てて書いてある本がないかな、と探しています。
プロの人たちはどんな本を参考にしているのでしょうか?
経験だけがものをいう世界なのですか?
[2002年5月10日 0時27分25秒]

お名前: たけ   
徹底した環境管理しかないでしょう。
ベランダ(鉢の置き場所)をよく観察しましょう。

「斑点性の病気」の原因は、(細菌やウイルスが原因の場合も一部ありますが)、
ほとんどがカビ(糸状菌)によるものです。カビ(糸状菌)には非常に多くの種類が存在しますが、
共通して言えることは、繁殖して植物に被害を及ぼすには適度な温度と湿度が必要なことです。
そのため、比較的温度が高く雨が続く梅雨時などに被害が目立ちます。
発生は、まず適温になるとカビ(糸状菌)でつくられた胞子が風などで運ばれ、植物に付着します。
この時点ではまだ発病はしません。
付着後、雨などで植物体が濡れるとそこに付着した胞子が活動をはじめ、発病します。
(発病後、病斑部が変色するのは細胞が死滅するためです。死滅した細胞は元には戻りません。)
病原菌は風以外に水で移動するものもあり、雨水のはね上がりで葉裏に付着することもあります。
気温の低い冬場は落葉した被害葉や被害果実などでそのまま越冬します。
 
■防除方法 
庭木などを剪定するときは優先的に病気の枝を切り落とします。
切り落とした枝や落ち葉、枯れた植物などは病原菌が残っているので拾い集めて処分し、
病気の発生源を取り除きます。また、草花や野菜などでは密植しないで風通しを良くし、
葉が乾きやすい環境をつくることも大切です。
雨水のはね上がりによる病気を防ぐには株元を敷きワラや培養土マルチング用などで覆うことも有効です。
薬剤では発病前にダコニール1000、ビスダイセン水和剤、
オーソサイド水和剤などを7〜10日間隔で定期的に散布することで発生を予防します。
 
■有効な薬剤 
商品名  剤 型  商品の特長  
ダコニール1000 フロアブル剤 薬害も少なく、長期間防除効果のある、総合殺菌剤。 
マンネブダイセンM水和剤 水和剤 草花・庭木などの黒星病・炭そ病など、葉の色が変色する病気に。 
ベンレート水和剤 水和剤 広範囲のカビ性の病気に予防効果と治療効果を兼ね備えた殺菌剤。 
トップジンMゾル フロアブル剤 カビ類(糸状菌)が原因で起こる花と野菜の広範囲の病気に。 
トップジンMペースト ペースト剤 樹木の切り口、傷口の治りを早め、病原菌の侵入を防ぐ。 
ビスダイセン水和剤 水和剤 野菜の広範囲の病気に、すぐれた予防効果のある保護殺菌剤。 
オーソサイド水和剤 水和剤 芝生のブラウンパッチ・種子・球根などの消毒に適した殺菌剤。 
サンボルドー 水和剤 カビによるもち病・べと病や、細菌による斑点細菌病に効果のある殺菌剤。 
マイシンS 液剤 細菌類によって発生する、軟腐病などの専門薬。
[2002年5月9日 13時35分33秒]

お名前: けい   
実は昨年、サクランボの苗(暖地桜桃)を買って、
ベランダの鉢で育て始めたのですが、
葉っぱにすべて褐色の斑点が出て、そこから穴があいて、
結局枯れて死んでしまいました。
本で調べて、穿孔褐斑病ではないかと思って、
今年はもう一度、別の通販で同じ暖地桜桃の別の苗を買いました。
土と鉢は替えたはずで、念を入れて、石灰硫黄合剤を2月に枝に塗りました。
ところが、また、同じ症状が出ています。
トップジンMという薬剤を買って、2回噴霧しました。
確かに一時的には効果があるようで、新しい葉は少しの間大丈夫なのですが、
すべての枝がやられているので、病勢を抑えられそうもありません。
何かいい手がありますでしょうか?
[2002年4月26日 23時5分43秒]

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