植物の種類にもよりますが、基本的には「葉が茶色く枯れてから」です。
お住まいの地域がわかりませんので、一般的な事で失礼します…
チューリップの場合、日本海側・北海道・東北以外はおしなべて一年草
扱いになってしまうと思います。
何故かというと、チューリップは気温25℃を超えると休眠体制に入り、
30℃を超えると完全に休眠してしまうからです。
通常開花後、葉によって光合成をし、花に使ったエネルギーを取り戻そう
としますが、この期間が暖かい地域だと短いので、子球が開花球まで太り
にくいのです。品種によっても異なりますが、概ね球周9cm以上が開花球です。
クロッカスの場合、植えっ放しでも数年は花が楽しめます。
もし掘り上げる場合は葉が全体の2/3程度枯れてから掘り上げます。
クロッカスはアヤメ科の植物で、すっかり葉が枯れた頃に掘り上げると子
球が取れやすく面倒です(笑)
そのまま放っておく場合は葉が完全に枯れたら水やりをやめ、そのまま秋
まで置いておいてOKです。
ヒヤシンスの場合、今年のような立派な花は咲きにくいと思います。
咲くけど小ぶりだと思います。だいたい2年くらいでおしまいになります。
花後の管理はクロッカスと殆ど一緒ですが、掘り上げる場合は完全に枯れ
てからで結構です。
いずれにしても今が球根を太らせるチャンスの時期です。枯れるまで肥培
管理をしっかりすれば、よい結果になることも…。
今年は例年より暖かくなるのが早すぎる!肥培時期が短くなると思います。
(休眠に入っちゃいますから…)
[2002年4月22日 19時21分18秒]