先日のある新聞の論説にありました。
・病院の窓から植物が見える患者は、見えない患者より入院期間が短い。
・植物や自然風景を見ると、ストレスが減る。
このように植物を見るだけでも効果があるが、植物を育てることで
そうした効果が顕著になることを千葉大学園芸学部のグループが
24人の学生に、ハツカダイコンを育てる作業と見る作業をしてもらって
実証したそうです。
植物を育てると、怒り、疲労、混乱が抑えられ、活気がみなぎり、
人の心を癒す効果があるのだそうです。
(アルファ波が増え、心理的にも感情的にも活気が強まったそうです。)
・荒れているので有名だった学校が、先生と生徒達との
花壇づくりを機に落ち着きを取り戻した。
・心の病の若い女性が、農家と一緒に農作業を続けたことで、
口を開き話し合えるようになった。
など、人が植物と接することで、心を安らかにし、
活力を得ている事例がいくつもあるようです。
古代人が自然の中で植物と共存していた頃の遺伝子が
現代人の我々の体の中に受け継がれて居るのでしょうね。
我々が植物を育てたいと思うのは、我々にとって
ごく自然な行動なんですね。
質問でなく、独り言になってしまい失礼しました。
[2001年10月16日 12時7分39秒]