フラックス
一年草/非耐寒性/アマ科
−栽培ポイント−
冷涼な気候が好みです。排水と日当たり、
それに風通しのよい場所であまり肥沃ではない土を選びます。
暖地では、夏に突然枯れる・・・なんて事もしばしばあるようです。
家の軒下に植えるか、
鉢植えにして涼しい場所で管理する事がおすすめです。
−説 明−
種子から、亜麻仁油を取ってペンキなどの原料にされているようです。
茎からは、繊維を取り出して織物のリネン(亜麻糸)に利用されてます。
種子を水に濡らすと表面が寒天状になります。
これをハーブバスとして用いると、皮膚がしっとりと滑らかになると言われています。
(試した事はありませんが・・・男でこれを試すのは恐いかも・・・?)
昔は、体を温めるために、咳を止めるために、
薬として服用されていた様ですが、
今日では、腸に炎症を起こしたり、流産を招く恐れがあるため服用を止められています。
−利用方法−
ポプリ、クラフト、鉢植え、花壇材料など。
開花 6月初旬から7月下旬ぐらいまで。
−ちょっと一言−
フラックスは、移植を極端に嫌うので、
移植する場合は根を痛めない様に注意するのがコツです。
緑肥として土壌改良に効果が上がるので野菜といっしょに畑に植えるのもいいと思います。
花は、なかなかデリケートで、明け方に咲いて午後には散ってしまう・・・。っと言う事が多いです。
可憐な花をポプリとして利用しても奇麗だと思います。
ポプリに利用する場合はフラックスの花特有の、透明感のある美しい色彩は失う事はありません。
一般的には、一年草ですが、今、お店にペレニアル・フラックスと言う多年草の品種も売られてます。
この品種は従来のフラックスよりも花径も大きくて、寒さや害虫にも強い様です。
それに、花後に切り戻しを行なうと秋にも花を咲かせて楽しませてくれます。
http://www.nikkoseed.co.jp/newflax/sub55.htm
[2002年5月16日 16時16分59秒]