拙宅でもジャンボを含め、豊の香と女峰の3種を昨秋植付け、今は少数ながら毎日収穫中です。
いちごは、うどん粉病や灰色かび病が発生しやすく、管理に気を使いますね。
双方ともかびの菌が付着する事で発生します。
対策ですが、発生してしまったら殺菌剤を散布します。
なりさんはオルトランMPをかけられたそうですが、オルトランって殺虫剤ですよね。
北興化学のオルトランMPに殺菌成分が入っていれば別ですが、通常は殺虫剤ですからうどんこ病
には効き目がないと思います。
殺菌剤としては、ベノミル剤(商品名ベンレート等)、ミルディオマイシン剤(同ミラネシン)
トリホリン(同サプロール)、炭酸水素カリウム剤(同カリグリーン)などが良いです。
拙者はこれらを順番に使って消毒しました。
かび病は、植え込みが密集していたり、水はけが悪かったりすると発生しやすくなります。
お家の中と一緒で、じとじとしているとカビが生えますよね。
あれと同じです。
風通しを良くして、薬を週1回ぐらい続けます。
尚、最近の薬品は残留成分がないので、カリグリーン等では翌日にでもいちごを口に出来ます。
拙者は、薬品恐怖症が全くと言っていい程ないので全然気になりませんが、気になるようであれば
散布後に少し日を空ければ良いでしょう。
特にカリグリーンは、炭酸水素カリウム(ベーキングパウダー<炭酸水素ナトリウム>と同じ炭酸
水素塩の一種)が主成分ですから、安全でしょう。
桃も育てていますが、桃なんかは薬品を使わないとまず100%収穫できません。
薬品を使うべきときは無理せず使いましょう。
用法用量を守れば安全です。
[2002年5月11日 18時37分10秒]