記事タイトル:胡蝶蘭の葉がない!! 


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お名前: ごっち   
らんらんさん、蘭をたくさん頂いたそうで羨ましいですね。
さて、ランが根腐してしまったそうですが、そのランとは胡蝶蘭でしょうか?
拙者、胡蝶蘭(ファレノプシス)とシンビジュームしか詳しくないもので、以下ファレノとして説明します。

らんらんさんが述べられた通り、ランは水を遣り過ぎるとすぐに根腐しくさる困ったヤツです。
特に樹木に着生している種類のランは、根を剥き出しにして呼吸しつつ空気中の湿度程度で生育していますから、
一般草木の感覚でお水を遣ると根が呼吸できずに腐ってしまいます。
下に詳しく書き込みしてありますので、そちらを参考にしてみてください。

今の時期、植え替えには適していますので、まだ生きているようでしたら植え替えてあげましょう。
尚、根の先端が黒っぽくなってきたとの事ですが、根そのものは堅くてしっかりしていますか?
もし黒っぽくても、十分堅さがあれば平気ですが、もしふにゃふにゃだとその根っこはアウトです。
根っこは、必ずしも緑や薄黄色だとは限りません。
拙宅のランの根っこも、汚らしい色やシミがあるのやら色々ですが、みんな元気です。
要は、堅い(生きてる)か、ふにゃふにゃ(死んでる)かと言う事です。
もし根っこが生きているのであれば、先端を切る事は絶対にしてはいけません。
死んだ根っこは全体に黒っぽく、何よりふにゃふにゃです。
そのような根っこや、細い根芯だけになったものは切り捨てます。
それと葉っぱが元気ないとの事ですが、それはふにゃっと垂れているのでしょうか?
種類によっては、葉っぱが柔らかめのものもありますので、それであれば特に問題ありません。
弱ってくると、垂れ下がるより黄色くなり始めます。
これこそ本当の意味での注意信号で、次々に黄色くなって葉っぱが落ち始めた株はアウトです。
よほどの事が無い限り、回復は見込めません。(この時点で根っこはほぼ全滅)

植え替えは、基本的に元の植え込み材と同じ物を使います。
拙者は、もっぱら水遣りが楽なのと、植え替え時に根っこをいじめない事から、バークを使っています。
鉢は通気性を考え、基本的には素焼き鉢を使います。

古い植え込み材を丁寧に取り去り、腐った根っこを処理して新しい植え込み材で植え付けます。
この時、根っこを折らないように注意しましょう。(最悪折れても大丈夫ですが・・・・・)
外にはみ出た根っこは無理に鉢に入れず、そのままにしておきます。
湿らせた水苔で植え付けた場合は、植付け後の水は遣らずに日陰で暫く乾燥気味で養生させます。
この間は、葉っぱに霧吹きでお水をかけて、株に水分を補給します。
間違っても肥料や栄養剤は与えないように!

根腐が判った時点で、もう少し早く処置してあげたかったですね。
でも、根っこが少しでも生きていれば回復は可能です。
それから、花が咲くまでの葉っぱの枚数ですが、何枚ならと言う事は特にありません。
8枚あっても3枚でも、咲く時は咲きます。

ランは、水遣りと置き場、そして施肥に気を付けていれば、さほど難しくはありません。
ランを育てるのであれば、出来ればランについて書かれた本等を購入され、手元に置かれる事をお勧めします。
らんらんさんも、弱ったランを早く元気にさせてあげてください。
[2002年5月20日 1時58分44秒]

お名前: らんらん初心者   
今年の春に蘭をたくさん頂き、ほとんど同じ頻度で3,4日でみずやりをしていたため、ほぼみんなねぐされをしてしまったようです。わかった時点で半分は植え替えをしたのですが、後の半分はそのまま置いてしまいました.最近ほっといたほうの根(鉢の上に出てきてしまったもの)の先が黒くなって、斑点が出てきてます.葉も元気があまりないようです.
黒っぽくなってるのもあります.その部分を切ってしまえば大丈夫ですか?その後でも植え替えをすれば良いでしょうか?
もう少し早く植え替えをしてればと残念です.
植え替えをしたものは新芽が出てきたのもあります.花が咲くまでに何枚くらい出ると花が咲く確立がありますか?
[2002年5月19日 0時50分54秒]

お名前: ごっち   
私はファレノプシス(胡蝶蘭)が好きで最近始めたのですが、気が付きゃ30鉢を越えるくらいになってしまいました。
それなりに失敗もしましたので、以下参考になればと思います。
A?さんとカブる部分もありますが・・・・・

ともさんちのファレノですが、結論から先に申し上げれば、葉っぱが黄色くなってぽろっと落ちてしまったものは
根腐れしてしまったもので、残念ながら復活は不可能です。
茎に相当する部分も黄色くなっているようであれば、それは完璧にアウトです。
お亡くなりになったファレノを引き抜いてみれば、茎元がまっ黒く、根も黒っぽくブヨブヨになっている筈です。
ファレノは、根が殆ど無く(健康な根が1本あれば)ても、健康な緑の葉っぱがあれば、どうにか根っこが出てきます。
ちょうど黄色くなる前の状態で、その時点で気が付いていればセーフだったでしょう。
尚、葉っぱがだんだん萎れてシワが入り、そのうち黄色(と言うより茶色っぽい)くなって落ちる場合は、
お役御免の生理落葉なので特に問題ありません。
あらら、と思っているうちに葉っぱが硬いままで黄色くなって落葉してしまったものは、お亡くなりになっています。
ファレノは、根が無くなっても暫くは緑の葉っぱが付いていますので、それで見逃してしまうんでしょうネ。

ともさんのファレノはいただきモノののようですから、多分3株程度の寄せ植えになっていたものだと思われます。
(1株から複数本花茎がでているものもあるので、株数は不明ですが・・・・)
実は、寄せ植えの方が、1株鉢植えよりも水遣りも含めて育てるのが大変なのです。
それなのに売っているのは寄せ植ばかり・・・・・(確かに豪華ですけどネ)
寄せ植にも種類があって、ポリポットごとの株を寄せ集めたものと、水苔に巻かれたものがあります。
厄介なのはポリ植で、上面を苔で覆ってあるためよく見えず、知らずに水遣りするとポットに水が溜まってしまい、
即根腐れに至ります。
ポットの底に水抜があっても、寄せ植時に傾けられたりしますから、水が溜まります。
また、ランに不慣れな場合、つい普通の草花感覚で水遣りしてしまいますが、それが根腐れのモトです。
冬場なら1週間に一度水苔が湿る程度に、夏場でも3日一度くらい水苔が十分湿る程度です。
バークの場合なら冬場は1日か2日おきに、夏場なら毎日、鉢底から水がどばっと出るくらいに遣ります。
ここで注意するのが冬場の水温で、室温と同等にしてあげる事です。
水道から出たままの10度以下の水をそのまま遣ると、ファレノは弱ります。
お水は遣り過ぎるくらいなら、遣らない方がましです。
ファレノは、元々樹木に着生しているランですから、空気が大好きです。

寄せ植の場合、花が咲き終わったらすぐに花茎を根元でちょん切って、1株づつ植え替えます。
慣れないうちは、花茎を途中で切って2番花を咲かせようなんて考えない方がいいです。
まずは元気にしてあげる事を優先しましょう。
元気になれば、数ヵ月後にまた花が咲くこともあります。(本来は12月から5月が開花期ですが・・・)
だいたい、寄せ植された時点で弱り始めています。

植え替えには水苔でもいいのですが、私はバークを使い素焼き鉢に植えています。
水苔と違い、水を遣り過ぎても大丈夫です。
水苔で植える場合、緩めに植えると水持が良すぎてしまうので、きつめに植えます。
なんか逆のように思われがちですが・・・・・
素焼き鉢は、3.5号か4号が良いと思います。
株の大きさによっては、4.5号や5号を使う場合もありますが、殆どの場合は4号程度で大丈夫です。
尚、駄温鉢は出来れば使わない方がいいでしょう。
通気性がやや劣ります。
バークを使うのであればプラ鉢も使用できますが、やはり素焼きが良いようです。

肥料ですが、ファレノは肥料焼けしやすいので、シンビジュームのように置き肥はご法度です。
液肥も薄めを使います。
ハイポネックスのラン用(6-6-6)を1,000〜2,000倍に薄めて使います。

最後に置き場ですが、夏は戸外の風通しの良い日陰か、室内の涼しく明るい場所。
冬場は、窓辺のレースのカーテン越しに置き、2〜3時間程度は日が当たるようにします。
夏冬とも空調機の風が当たる場所はご法度です。
直射日光には当てないようにします。

私はシンビジュームも何鉢か育てていますが、ファレノに比べればとても楽ちんです。
うちのファレノは、殆どが園芸店で花落ちした寄せ植や、弱った株を安価で買ってきては植え替えたもので、
今ではみんな元気に育っています。(初期には失敗もしましたが・・・・)
いかにうまく育てて花を咲かすかに凝っているワケです。

ファレノは結構面倒ですが、ちゃんと育ててあげれば期待に報いてくれます。
ともさんちのは結婚記念の大切なファレノのようですから、大事にしてあげてください。
[2002年4月19日 4時0分34秒]

お名前: A?   
胡蝶蘭は加温できる温室で管理した場合以外では、休眠期に水をやりすぎると
根腐れを起こしてしまう場合が多いです。

葉がなくなってしまった場合の回復の可能性は残念ながら極めて低いと思います。
かなり低い確率ではありますが、茎の枯れてしまった部分を取り除き、新芽が出る
兆候があるかどうか探してみてください。

見つかった場合は焦って肥料や水を急に与えたりせず半日陰で療養をさせておきます。
植え替えも今年は行わなくても良いでしょう。

胡蝶蘭は日光に弱く、窓辺の光でも直射日光に当てると数時間で葉の細胞が死んでしまいますので要注意です。
胡蝶蘭は肥料食いではないので、液肥を与える場合は推奨希釈倍率の半分程度のものを与えてください。
潅水は成長期には一日一回か2日程度に一回、少量づつ行います。
冬場は葉と根元に霧吹きをする程度に潅水を控えます。
[2002年4月8日 16時56分0秒]

お名前: とも   
はじめまして。

去年の暮れに初めて胡蝶蘭をいただきました。
一度咲き終わり、その後は新たにつぼみをつけましたが
しおれてしまって咲きませんでした。
茎は3つありますが、葉のない茎がひとつあります。
水のやりすぎでしょうか、黄色くなってぽろりと取れてしまいました。

◎質問◎
1)葉のないものでも次回も花を咲かす事が出来ますか。
2)全部枯れたらどこから茎を切ればいいですか。
3)次回咲くまでの保存の仕方はどうすればいいですか。
4)植え替えとかありますがそういうのはすべきですか。

何分初心者でして、しかもこれは結婚記念の胡蝶蘭なので
どうしても育てていきたいのです。
失敗しない育て方、水のやり方、何でもいいので教えて下さい。
[2002年4月8日 14時36分16秒]

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