記事タイトル:カクテルの誘引 


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お名前: takachan   
ご期待に添えなくて申し訳ありませんが
私は HP を開いておりません。
悪しからず。
[2001年12月6日 9時37分1秒]

お名前: たま   
takachanさん、レスまたまたありがとうございます。

早速、ご紹介いただいたHPにアクセスし、消毒の仕方じっくり読みました。(プリントもしました)。
すごい。わかりやすいです。ちょっとこわいけれど、剪定、誘引、肥料やりが済んだら、消毒に挑戦します。

もうひとつ薔薇も買っちゃおう!っと。

このHPの作者は、魅力的な方ですね。他のページも拝見させていただきました。
ひょっとして、takachanさんはこのHPを作った方なのかしら?
[2001年12月5日 22時19分4秒]

お名前: takachan   
石灰硫黄合剤は噴霧器で散布すると硫黄の臭い匂いが飛び散り大変なので
絵の具筆で丁寧に塗っておられる例が下記アドレスに写真入りで出ています。
 http://member.nifty.ne.jp/walnut-home/page23661.htm
ご参考まで。
ではでは。
[2001年12月5日 12時8分58秒]

お名前: たま   
takachanさん、またまた、丁寧なレスありがとうございます。

いえいえ、園芸1年生のたまにとっては、知らないことだらけですので、takachanさんの解説とても
助かります。本でよんだことも実体験がないので、よくわかっていないことも多いのです。

石灰硫黄合剤、やってみようと思います。そのまえにまず剪定、誘引ですね。そして肥料やりだ。

ありがとうございました。
[2001年12月4日 23時33分43秒]

お名前: takachan   
「木酢液」や「ニュー碧露」については使ったことがないのでよく分かりませんが
冬の間の消毒は、春以降の病害虫を未然に防ぐ予防的な防除になります。
寒い時期の消毒で大変ですが、防除しない場合のその後の被害の大きさや
その後の消毒の手間、経費などを考えると、どうしても冬期の消毒をしておきたくなります。
もっとも、育てている本数や露地植えか鉢植えか等によっても変わりますが。

ご存じだと思いますが、
「マシン油乳剤」はカイガラムシやハダニ等の冬期越冬昆虫の駆除に用いられ、
油の皮膜が昆虫の気門を覆って窒息死させるもので、虫体に均一にかかるように
散布する必要があります。物理的に防除するため、人体に対する毒性は少ないです。

「石灰硫黄合剤」は石灰と硫黄を混合したもので、病気と害虫の両方に効果があります。
バラでは黒点病とうどん粉病の予防に大変有効です。これの殺菌成分は遊離イオウですが、
イオウの毒性は急性、慢性、鳥類、魚毒、ミツバチ等いずれにも低いようです。
ただし、石灰硫黄合剤は強アルカリ性ですので取り扱いには注意が必要で、
特に酸と混じると有毒な硫化水素ガスが発生します。
バラの液肥で「アルゴフラッシュ」というのがありますが、これと混ざると
有毒ガスを発生しますので直後の使用は避ける必要があります。

シーズン中、毎回、十何リットルもの薬剤散布をする庭の場合には
ぜひやっておきたい大変有効な冬の消毒のお話でした。
[2001年12月4日 12時8分11秒]

お名前: たま   
takachanさん、丁寧なレス本当にありがとうございます。

1月になったら、アドバイスにしたがって古い葉をおとしたり、剪定や誘引、肥料やりをしようと思います。

「冬の間の消毒(石灰硫黄合剤50-100倍)」についてもちょっと考えます。

実は、「木酢液」と「ニュー碧露」というものを、雑誌でみてこの秋に購入したのです。
まだあまり「よい」という実感はありませんが、友人のミニばらがアブラムシでやられて
いたのに散布したら、アブラムシはいなくなり、バラもとても元気になりました。
それで、冬の2大消毒「石灰硫黄合剤」と「マシン油乳剤」(本で読みました)は
パスしてもいいのかな?と思っていたのです。

でも、「スノーホワイト」(初心者にはいいといわれて購入した)に散布したら「うどん粉病?」
(葉っぱが粉をふいたように白くなりました)に
なってしまったのです。水をジャージャーかけて、少し剪定して様子をみているところです。

ではでは。
[2001年12月3日 23時9分37秒]

お名前: takachan   
追伸
バラを剪定するときに知っておいた方がよいバラの生育習性

1.バラの枝(茎)は(他の木とは異なり)、寿命が2−3年だと思った方がよいようです。
  実際にはもっと長く生きられますが、古い枝には良い花は咲きません。
2.したがって、毎年新しいシュート(枝)を育てて、次の年その枝に開花させる方法がベストなのです。
  (毎年立派なシュートを出させることが、毎年良い花を咲かせる基本になります)
  腐葉土などの有機質に富んだ土、切れ目のない有機質肥料、充分な日当たりなどが
  バラ栽培に大切だとされるのはこのためです。(葉を落とさない栽培とはこれなのです)  
3.1−2年花を咲かせた枝は、次の年には株元からノコギリで取り除きます。
  (このように毎年枝を更新することで何十年でも株を若く保つことが出来ます。)
  古い枝を3年以上大切に育てても、花数が減り、貧弱な花しか咲かなくなります。
4.つるバラの剪定も同じで、3年以上残す枝は無いという前提で、
  今年、そして来年開花させる枝、切り取る枝を考えながら剪定するとよいでしょう。
[2001年12月3日 11時53分40秒]

お名前: takachan   
たまさん
ちょっと気が早かったけれども1月に入るまでそのままでいいでしょう。
1月の中頃を過ぎた当たりから2月初め頃までに済ませたいつるバラの作業は

1.枯れ枝と細枝の除去。および昨年伸びたシュートの先端20-30cmの除去。
  (枝の先端20-30cmは未熟であり、うどん粉病などの病巣があるので)
2.開花枝(誘引する枝)を何本か決定し、その枝から出ている側枝を除去する。
  (誘引する枝は枝分かれしているよりも1本にした方が込み合わない)
3.開化枝に葉が付いている場合にはすべて取り除く。
  (葉も病原菌の越冬場所となるので)
4.適当に誘引し、麻縄などでしっかり8の字結びで留める。
  (この時点では、少し寂しいかなと思うくらいの隙間があった方がよい)
5.誘引後、余分な枝を剪定して最終的に形を整える。
6.有機質肥料(油粕と骨粉など)を株元から30cm以上離れた土の中に混ぜ込む。
  (この作業は12月から可能です)

等ですが、完全に出来なくてもちゃんと花は咲いてくれますのでご心配なく。
あと、誘引後、冬の間に消毒(石灰硫黄合剤50-100倍)を2回くらいやれれば最高ですがね。
[2001年12月3日 10時17分54秒]

お名前: たま   
takachanさん
「・・したがって、まだ暖かい日が訪れる可能性のある秋のうちに枝の誘引や剪定をすると
  冬までにわき芽が少し伸びてしまい、その芽が冬の寒さにやられてしまうことがあります。・・・」
たまは、やってしまいました。カクテルの誘引。そして、今朝「よしよし早くも芽がでてきたよ〜ん」と喜んでいました。(がっかり)

takachanさん、たまはどうしたらいいでしょう?
(1)冬の寒さにやられないよう願って、とりあえずこのまま
(2)誘引した枝(ただオベリスクにまきつけただけですが)をもとの直立にもどす

また、この時期(冬)でも葉っぱはそのままでいいのでしょうか?枯れかけのものは今朝とっちゃいました。

よろしくお願いします。
[2001年12月1日 19時8分33秒]

お名前: takachan   
じゅんさん、たまさん
これからも自分なりの「手作りのバラ作り」を楽しんでください。

バラは頂芽優先で上の方のわき芽が勢いよく伸びるのですが
バラの生育についてもう少し追加しておきますと
1.わき芽は気温が低いとき(関東では12-2月)には伸びません。
  言い換えると、気温が高いときには伸びてしまうということです。
2.バラの芽は動き出すまではかなりの低温(おそらくマイナス10度以下)にも耐えられますが
  一度動き出したわき芽が冬の低温に出合うとダメになる可能性があります。
  したがって、まだ暖かい日が訪れる可能性のある秋のうちに枝の誘引や剪定をすると
  冬までにわき芽が少し伸びてしまい、その芽が冬の寒さにやられてしまうことがあります。
  その結果として、春の花が少なくなることがあります。
    関東では、つるバラの誘引や剪定は1月が適期で(つるバラの芽は動き出すのが早い)
         その他のバラは2月が適期であるとされている理由はこのためです。
    秋口に販売されるバラの苗木の芽は動き出しているものが殆どですが、この芽は取らずに
    (取ってしまうと、そのすぐ横にある第2のわき芽や下のわき芽も伸びてくる可能性があります)
    そのまま植え付けて置いて、春先その芽の両脇や下から出てくる芽を育てるようにします。
    新しく伸び出した芽の成長程度を見ながら、秋に伸びた(冬の間にやられている)芽を丁寧に取り除きます。

3.「バラの葉を落とさないように育てる」意味について
  ご存じの通り、植物は(もちろんバラも)成長に必要なエネルギーの蓄積を葉で行っています。
  しっかりと光合成を行うためには健康な葉が必要です。
   (うどん粉病や黒点病にかかった葉は付いていても悪さをするだけですので
   程度にもよりますが、早急に取り除くようにします。)
  肥料や水と太陽の光が素となり、葉で栄養が作られ株を充実させます。
  その意味で葉を落とさない管理は株を充実させることにつながり、
  充実したわき芽を伸張させ、立派な花を咲かせることにつながります。
  したがって、良い花を見るためには日当たりの良い場所に植える必要があります。
4.葉を落とさない管理として、根を丈夫に育てることを述べましたが、
  黒点病予防のため、土の跳ね返りを防ぐための敷きワラ(草でも落ち葉でもよい)をする。
   (黒点病は土の跳ね返りで下葉から感染し始めます。)
  うどん粉病予防のため、風通しを良くするために株の内側には枝を伸ばさない。
   (わき芽が出る方向は、葉が伸びている方向と同じなので、外向きの葉の上で剪定する)
  等も大切だと思います。

5.バラは比較的多肥を好む植物です。
  化学肥料ではなく、ゆっくりと効く有機質肥料を中心に使うと良いと思います。
  葉が渋い濃緑で、いつ見ても表面につやがあるバラの株は、健康そのもので楽しい限りです。

長くなりましたが、管理の参考にして楽しんでください。
[2001年11月30日 11時48分37秒]

お名前: じゅん   
みなさんありがとうございます。

takachanさん、じっくりと読ませていただき、つるバラについて納得しました。
明日にでも誘引してしまいたい気分ですが、
今、たったひとつ、最後の蕾がゆっくりゆっくり開きかけているところなのでそれが咲き終わるまで待つつもりです。

我家も昨年の一月にここに引越してきて、時間も予算もない中、私一人でコツコツと地道に庭造りしてます。
そしてこの春、何とか庭らしくなってきたぞって思えたので、バラに挑戦してみることにしたんです。
カクテルはを無事咲かせることが出来たら、来年また他のバラを買い足そうって思ってたんですけど、
フロバンダならいいかなぁ〜と、「マーガレットメリル」を買っちゃいました。
そうすると、次はあそこにもバラが欲しいなぁ。。。とまたカタログ見ながら品定めしてる始末。
(でも、下の子(1歳)がもう少し大きくなるまでは今のスローペースで我慢。。。)
地植えにしてあるカクテルはトレリス+家の南側のフェンスに誘引する予定で、
マーガレットメリルは鉢植えにしてあります。ミニバラの鉢もいくつかあります。
まずはその地植えのカクテルをフェンスに沢山咲かせるのが目標です。

今から来年の春が楽しみで仕方がありません。たまさんも頑張りましょうね!!
[2001年11月29日 0時54分22秒]

お名前: たま   
たまと申します。園芸一年生。最初に手がけた植物は、引越し祝いにもらった「カクテル」です。

今月、庭の一部を花壇にし(穴掘って、土をいれました。客土ってやつですね。)、カクテルを鉢から
地植えにしました。3本のうち、1本だけが勢いよく元気で、一本は植えたけれど根元にこぶみたいのが
できていたので捨てました。ということで2本のカクテルです。

オベリスクを購入したので、そこになんとなくからませていましたが、先週の土曜日おもいきってぐるぐる
まき(といっても1周半くらい)してみました。葉っぱ落としちゃいけないんですね。ちょっと黒点病みたいに
なっているので、少し整理しちゃいました。11時くらいから2時間ほどしか太陽があたらない半日陰な場所
なので、元気よく伸びるか心配です。

今年の春はきれいに花を咲かせましたが、秋は小さな花がぽつりぽつりと咲いただけでした。

他には、「黄モッコウばら」と「スノーシャワー」と「赤いミニばら」は鉢植えで育てています。朝3−4時間太陽が
あたる場所においています。モッコウばらを隣との境の壁に這わせ、カクテルをオベリスクに咲かせるのが、夢です。

ばらは素敵ですね。本をみたり、咲いているのを見るたび、どんどん欲しくなります。来年の春にいっぱいばらの花が
咲きますように。

じゅんさん、たまも試行錯誤やっています。takachanさん、これからもいろいろアドバイスください。お願いします。
[2001年11月28日 22時53分13秒]

お名前: takachan   
その通りです。
バラの生育には次のような性質があります。
これらを踏まえて好きなように色々工夫すると楽しいと思います。
1.わき芽は直立した枝の上の方1−3芽が勢いよく伸びます。(頂芽優先)
  したがって、何もせずにほっておくとドンドン背が高くなってしまいます。
  枝を途中で切ると、切ったすぐ下のわき芽1−3個が勢いよく伸びます。
  したがって、剪定は好きな高さで行うことが出来ます。
  伸び出すわき芽の数は、その株の勢いによって変わってきます。
2.枝が曲がるツルバラ等は、枝を横に倒すと上の芽だけでなく
  その角度に応じてその下の芽も勢いよく伸びるようになります。
  したがって、ほぼ水平に枝を誘引すると、殆どのわき芽から
  新しい芽が伸び出し花が咲きます。(花は必ずわき芽の先端に付きます)
3.バラを順調に育てるためには、葉を落とさないように努力することです。
  春先伸び出した新芽の葉を秋までしっかりと枝に着けておくことが出来れば
  バラ栽培は成功だと思います。
4.春からしっかりした葉が着いている株では、初夏以降に株の根元から
  赤みを帯びた太いシュート(バラではこれをシュートと言います)が
  勢いよく伸び出します。これは来年の開花枝となりますので大切にします。
5.葉を落とさない工夫で最も大切なことは、根を丈夫に育てることです。
  有機質を多く含んだ通気性のある土壌と、太陽の光に充分当てることです。
  このような条件で丈夫な根が形成され、それによって地上部も健全に育つのです。
  これは露地栽培にも鉢栽培にも共通した原則だと思います。
6.葉を落とさない工夫の補助手段として、病害防除があります。
  
バラの栽培は、品種や栽培環境の違いによって様々であり、奥が深いものです。
こうしなければいけないという、王道はないと思います。
栽培する一人一人が経験を積みながら自分なりに楽しめば良いと思っています。

バラ一年生の「じゅんさん」、バラの花に囲まれた将来を夢見て頑張ってください。
[2001年11月27日 13時58分0秒]

お名前: じゅん   
ということはあまり神経質にならなくても綺麗にさいてくれるということなんですね。
ありがとうございました。
[2001年11月26日 13時33分3秒]

お名前: まつ   
「つるバラ カクテル」で検索するとたくさんヒットします。
横に誘引しなくても、円筒形のケージに誘引したり、パーゴラに
誘引しても良い様です。
[2001年11月23日 15時21分11秒]

お名前: じゅん   
ばら一年生のじゅんと申します。
バラに憧れて、まずは一本目として春に「つるバラカクテル」と書いてあるバラを買いました。
シュートもニョキニョキのび、本に書いてあるとおり、今はまっすぐに仕立てています。
来月あたりから誘引の時期ですよね?そこで誘引についてお聞きしたいのです。

つるばらは水平になった枝に花がつくので枝を水平に誘引すると本に書いてありました。
でも、うちのカクテルには確かにまっすぐのシュートもありますが、
既に沢山枝が脇からでているシュートもあります。ツルバラというより、「木」の様です。
それを水平にするのは無理があるような。。。
そこでさらに他の本で調べてみたら、カクテルはシュラブローズとなっていました。
シュラブローズについては水平に誘引とかそういうことは関係ないような扱いだったのですが。

どのようにすれば分からなくて困っています。よろしくお願いします。
[2001年11月23日 1時3分1秒]

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