ベンジャミンゴムは丈夫な木ですが、環境が変わると落葉しやすいという欠点が
あります。秋に購入して冬に落葉した、ということですが寒さのせいだけではな
く、購買前の明るい環境から暗い室内に移ったから、ということも考えられます。
落葉後に株がその環境に慣れてくれば、葉が付いていた跡から新しい芽が伸び、
葉が増えてきますので、あまり心配はいりません。ただし、枝先まで枯れこんで
くるようならば、根腐れなどの他の原因を疑う必要があります。

なお、複数本の株をねじり合わせて仕立てているスタンダード仕上げの株で全体
でなく一部だけが枯れこんでくる場合は、中の一本だけ具合が悪くなっている場
合があり、それだけを回復させるのは結構難しいです。(^^;;
# 栄養を運ぶ形成層の部分が合体していると元気な部分にだけ養水分が流れるよ
# うになるからです。

日に当てるのは日照好きのベンジャミンにはいいことなのですが、置場所をころ
ころ変えると落葉が止まりませんので、気温が充分上がる梅雨明け以降は外に出
しっぱなしにしてしっかり日に当ててはいかがでしょう。またその場合、強い水
切れに合わせない方が落葉を生じにくいので、水やりは少し頻度を上げた方が宜
しいでしょう。

葉がべたべたする感じがあるのであれば、枝や葉にカイガラムシがついていない
かどうかを充分確認してください。ベンジャミンにはよく生じる害虫です。つい
ていたら擦り落とし、オルトランなどの殺虫剤を株元に撒いておきましょう。

[2001年5月25日 19時30分10秒]

こんにちは。りょうといいます。よろしくお願いします。

昨年秋から人間大の背の高いベンジャミンを部屋においてます。
冬にバラバラと葉が落ちだしたので、毎日の葉への水スプレーと、夜はビニールカバーで
防寒をしてやりました。それで、完全ハゲにはならずにすんだものの、いったんハゲた場所
（全体の3分の1面）からは一向に葉が出てきません。そして春になり安心して防寒をやめたら、
またバラバラと葉が落ち始めました。
水遣りは土が乾いた時にたっぷりやります。置き場所は冬の間は窓から離れた場所でしたが、
最近西南の窓辺に置くようにしました。日曜日には外で日光浴をします。

どうすればこれ以上葉が落ちるのを食い止められるでしょう？　
またハゲた場所から葉を再び出すにはどうすればいいでしょう？

あと、春になったら葉から油のようなものが滲み出すようになりました。これは何でしょう？

よろしくアドバイスくださいませ<(__)>。

[2001年5月24日 10時36分9秒]