根が表面に出てきているのでしたら、植替えてもいいかもしれません。
鉢はあまり大きすぎると根腐れの原因にもなりますので、
1〜2サイズ大きくする程度にし、必要以上に大きい鉢は避けてください。
土は軽いものだとぐらついて安定しませんので、赤玉土の小粒を主に
腐葉土かピートモスを配合し、根腐れの防止に軽石の小粒を混ぜてもいいですね。
根張りは強い方ですので、多少硬めでも構いません。
時期的には気温の高い今の内にやった方がいいですね。
植替え後は2〜3週間ほど肥料は控えてください。
クワズイモの植替えの場合、まず鉢土をよく乾燥させから鉢から取り出し、
軽く水で土を洗い流し、芋の状態をよく見てください。
特に問題が無い場合はそのまま植えてもいいのですが、
せっかくのチャンスです。根元の傷んだ部分を取り除きます。
腐敗がある場合はナイフなどでその部分を切り落とし、
切断面が綺麗な白になるようにしてください。
切断面やその周囲に草木灰を塗り込み、病虫害に対する抵抗力を高めておきます。
あとはぐらつかないようにしっかりと植え付けます。
しばらくは明るい室内に置き、その後屋外でも萎びないように徐々に慣らしていきます。
屋外で慣らしてしまえば、確実に葉の枚数が増えます。
気を付けなければいけないのが、屋外に置いて葉が萎びても、
表面の土が乾いていなければ絶対に水を与えないでください。
この状態で水を与え続けた場合、根腐れを起こしてしまいます。
水は必ず表面の土が乾いてから、与える時は鉢底から出るくらいたっぷりと。
皿には溜めて置かないのが基本です。
黄色くなった葉は順次取り除いてください。
ある程度時間が経った葉は必ず黄色くなりますが、これは正常です。
問題は新しい葉が元気よく出るような環境と管理ということになります。
[2001年8月14日 1時6分31秒]