記事タイトル:パンジー、ビオラの種まきのこつ教えて下さい 


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お名前: ピンガ   
takachanさん、またまた、ありがとうございます。すごく物知りなんですねぇ。
尊敬しますー。昨日、さっそく種を冷蔵庫に入れました。18日頃まいてみます。

初心者であしからず・・・・また分からない事、疑問点があったら、教えて下さい。
お願いしまーす。takachanさんの教えどうり、甘やかさず、ですね。
頑張ります。ファイトー!!
[2001年8月1日 11時47分37秒]

お名前: takachan   
ピンガさんちは南向きのベランダでのガーデニングとのことですので、それを前提にお答えします。

今、種子を冷蔵庫に入れると、播種はお盆明け(8月18日頃)が良いでしょう。
肥土は挿し木、種まき用の土で充分です。ただし、種まき用の土には肥料が入っていませんので
発芽後双葉が展開した後、週1回は液肥(1500倍)を忘れないように気をつけてください。

播種後発芽までは室内の涼しい明るいところに置ければ最高です。
ただし、毎日朝夕の観察を忘れないようにして、ポツポツと発芽が始まったらすぐに外に出して
外の環境に慣らしてください。置き場所は台などの上の風通しの良い照り返しのないところで
午前10時以降の直射日光が当たらないように日陰にする必要があります。

細かくあれこれと書きましたが、
私は、植物を育てるのに大切なことはその植物に合った環境を作ってやることだと思っています。
パンジーやビオラは本来秋から春の涼しい気候で生育するものなので
出来るだけそれに近い環境を作ってやれば良いというのが基本です。

それから、育苗の基本ですが、ガッチリした丈夫な苗を造るためには
1.種の量を播きすぎないこと(密植にしないこと)
2.徒長苗にしないこと(日当たり良く、水管理は絞り気味に)
3.液肥は薄めのものを回数多く
がよいと思います。

水管理の絞り気味とは、チビチビ灌水するのではなく、
灌水するときはたっぷりと鉢の底から流れるようにやり、次の灌水まで間隔を空けるということです。
鉢の表面が完全に乾いてもじっと我慢して、植物が萎れ始めるのを待ってはじめて灌水するのがコツです。
したがって、真夏は毎日灌水が必要かもしれませんが、曇りや雨の日には何日も灌水が要らないこともあります。

育苗は子育てと同じで、始めに甘やかすと最後まで育てるのに苦労します。
最初が肝心で、双葉展開後仮植までの管理を厳しく鍛えておくと、その後の栽培が大変楽になります。
植物は我々が考えているほどひ弱ではなく、萎れれば萎れるほど根が丈夫になり立派な苗になります。

だまされたと思って試してみては如何でしょうか。
[2001年8月1日 11時10分2秒]

お名前: ピンガ   
きゃーーすごく貴重なご意見ありがとうございます。感謝感激です。
さっそく購入済みの種を冷蔵庫に入れてみようと思います。時期はお盆過ぎがいいのでしょうか?
あと(しつこくて、ごめんなさい)土ですけど、挿し木、種まき用の土でも大丈夫でしょうか?
我が家は、ベランダでガーデニングを楽しんでますが、種まきをすると、あっという間にポット
だらけになっちゃうんですよーーこれも悩みのたねです。

ベランダが南向きで、一日中日当たり良好です。発芽するまでは室内でもいいのかしら?
ポットに移植する時は消毒をした方がいいと聞きますが・・・・?薬は何を使うのでしょうか?
質問多くて申し訳ないです。
[2001年7月31日 19時33分13秒]

お名前: takachan   
私は毎年、パンジーやビオラを種から育てています。
鉢植えで育てるものは、涼しくなり始めた9月に種を播きますが、
庭に路地植えして年内から開花させるものは、8月の中頃に播きます。
この場合、気温が高い時期に播きますので、発芽率が20パーセント程度と低くなります。
そこで、播種する前にオマジナイをします。

ちょうど今頃新しい種を購入し、種の袋ごとビニール袋に入れて冷蔵庫に2週間以上入れておきます。
このように冷蔵庫に2週間以上入れた種を播種します。私の経験では80パーセント以上発芽します。
最近の新品種はすべて交配種で、種の量が少ない貴重なものですから
できるだけ沢山発芽させたいからこのような処理をしています。

気温が高い時期に播種しますので、播種床には6−7号程度の素焼きの浅鉢を使い、
気化熱で土の温度をできるだけ下げるように工夫をします。
肥土は通常の播種用土でかまいませんが、病気を避けるため無菌に近いものを選ぶ必要があります。
私は新しい小粒の赤玉土と完熟した腐葉土の粉末を7対3に混合したものを使っています。
鉢の下半分には少し肥料の入ったものを入れ、上半分には無肥料のものを入れて使います。

播種は、種と種との間隔を1−2センチメートルとっておきます。間引きを省略するためです。
播種後、細かい土で2−3ミリ覆土をして静かにジョロで灌水します。
発芽までは直射日光の当たらない涼しい場所に置き、毎日朝夕必ず観察します。
表面が乾き始めたら朝か夕方に静かに灌水します。
発芽が始まれば、朝日の当たる場所に移動します。
気温が高く徒長しやすいので、発芽後は午前中のみ日光に当てて管理します。
灌水は午前中に行い、夕方からは肥土が乾き気味にして徒長を押さえます。

双葉が完全に展開したら、週に1回液肥を灌水代わりに与えます。
濃度は1500倍程度の薄めがよいと思います。

私は、本葉2枚程度に成長した時期に、3号ビニールポットに仮植しています。
このポット苗を10月末までに花壇に定植すると、冬までにしっかりと根を張って
年内から開花し、翌年5月いっぱい開花してくれます。花ガラ摘みは欠かせませんが。
このような方法で毎年200−300株を育てて楽しんでいます。

ぜひ挑戦してみてください。
[2001年7月31日 11時26分1秒]

お名前: ピンガ   
今年、パンジー、ビオラの種をまいてみようと思います。
いつ頃がまき時なんでしょうか?あと発芽後の管理も、くわしく教えてください。
[2001年7月30日 17時4分59秒]

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