植物が特定できないのでなんともお答えしにくいのですが、コルディリネあ
たりでしょうか。ドラセナ類と違って根がしょうがのように太くなるので、
ドラセナ類とは区別できます。葉が白いというとハクバのような白斑が大き
く入る品種かもしれませんね。
コルディリネは丈夫で育てやすい植物なのですが、一つ大きな欠点がありま
す。幹の切り口がとても腐りやすいのです。そうしていったん腐敗が入って
しまうとだんだん調子が悪くなり、挿し木しても根伏せしても出てきた新芽
がまたすぐ腐るようになってしまいます。
# コルディリネはよくハイドロ仕立てで売られていますが、案外ハイドロに
# は向いていないのかもしれない、と個人的には思っています。
苗は挿し木して仕立てられる時にぐらつかないようにとプラスティックの小
さな枠が根元についている状態ですよね。できればそれを鋏かなにかで切っ
て外してしまいましょう。それでその中に入っていた土、グラスウール、ミ
ズゴケなどは外して幹の状態を確認してみてください。最初の植え込み材が
臭っていただけなら、ハイドロコーンを足して植え替えるだけで大丈夫です
し、幹が柔らかくなって腐っているようなら、切り詰めて挿し木しなおす必
要があるかもしれません。作業の時に根がある程度切れてしまうかもしれま
せんが、それは仕方ありません。
[2001年5月18日 21時56分1秒]