鉢や木のサイズ、置場所などがわからないのでなんとも言えませんが、
水やりを控えすぎて根が傷んだ、多湿で根が蒸れて傷んだ、もともと
日照が足らないので新芽の展開が遅い、空調の風が直撃して葉が弱っ
た、鉢が小さくて根が回ってしまいストレスがかかっている、などの
ケースが考えられます。
いずれにせよ、根がダメになっていなければ葉が落ちても枝先の芽は
しっかりしているはずで、状況が落ち着いてくれば少しずつ新しい葉
が展開して元に戻っていくはずです。しかし、根がダメージを受けて
いれば小枝の先まで萎れて枯れていくので、急いで鉢から出して根の
状態を確認し、傷んだ根を切り詰めて新しい土を使って植え直す必要
があるかもしれません。その場合は枝も少し整理してバランスを取っ
た方がいいかもしれませんね。
なお、ベンジャミンゴムは本来熱帯樹木ですので高温多湿は大好きで
す。根の周りがいつもべちゃべちゃ湿っているのは嫌いますが、水そ
のものは好みますので水やりの間隔は土の湿り具合を見て調整してく
ださい。鉢の底を覗いてみてその部分の土まで乾いているようなら、
乾かしすぎです。冬の成長停止期と違い、今は成長期ですので、少し
潅水の頻度を上げた方がいいかもしれません。(ただし根が傷んでい
るのに潅水を急に増やすと余計ひどくなりますので、根の状態確認を
お忘れなく。)
[2000年7月21日 17時55分24秒]