セントポーリアのわさび茎は、皆さん挿し木で対応されているようです。
良く切れるかみそりできって、ミリオン(根ぐされ防止剤)を敷き、
水で湿らせた上において発根させるようですね。残った株からも
芽が出てくるので増やせます(この作業は今は無理ですね)。
でも、同じように伸びて形が乱れるものは他にもあって(アロエ、ディフェンバキア
ドラセナとかその他)、いちいち取り木や挿し木するのも面倒ですし、
ふたたび楽しめるまでに時間がかかりすぎです。
こんな場合、自分は多少乱暴ですが、植え替えの時に少し土を落とすとき、
下のほうを多めにおとし、周囲はすこし軽めにおとします。
そして、同じか、あるいは一回り大きい鉢にうえ、地際の茎を埋めるように
上にも土を足します。
そうすると、大きさも保たれ、下葉が落ちた部分は土の中に入り根を出します。
こちらのほうが、変に株も増えないし、すぐ鑑賞できます。
これが出来る植物は、挿し木、取り木が出来るもので、植え替え時に土を落として
根を痛めても大丈夫なものだけですが。
後は根を痛めるので、枝葉も少し剪定するなり、間引くなりして負担を軽くしてあげる
ことと、しばらくの間、過湿は控えること、5月くらいに行うこと、でしょうか。
セントポーリアを専門に育てている人からは怒られそうですが、自分はこれでやっていました。
挿し木をすると、根が出るまでの手間がかかるのと、残った株からも芽がでて増えすぎ
てしまい、やむなくこうしたものですが・・・。
植え替えを定期的にすれば、土に埋める?茎の長さも短くて済み、落とす土の量も少なく
て済むので、植物の負担が少ないと思います。また、アルミホイルで鉢の縁に塀をつくり
土を足して葉が落ちた部分を前もって埋めます。発根した頃を見計らって植え替え、
植え替えの時には古い根をばっさり切ってしまいます。
自然でも、落ち葉の堆積や、土砂の流入なんかに対応して茎を伸ばしていることも考えられ
ますので、あながち不自然出はないと思います。
ただ、株が老化すると花付きも悪くなるようなので、たまには挿し木でリフレッシュするのも
良いかもしれませんね。
[2001年1月25日 17時23分14秒]