記事タイトル:綿の種から粉ができるのは本当? |
綿の実から粉が取れるとういのは、半分合っていて、半分間違いです。 綿の実のまわりにくっついている繊維状のものを、こそげとってできたものを、「コットン・リンター」といい、 コレを使って、「キュプラ」がつくられます。 裏地なんかに使っている生地で、「ベンベルグ」という商品名が有名でしょうか? 洗濯ネームに表示してあるので、見てください。 パルプから作った、レーヨンなんかと仲間ですが、パルプはご存知のように「木」を原料にします。 それに比べて、綿の実は捨てるところなので、廃物を利用して、しかも、綿の成長は早いので、環境に優しい繊維です。 ただ、とても手間がかかるようで、ポリエステルや、レーヨンの方が安いので、安価な商品にはキュプラは使われません。 なんだか残念な話ですね。[2001年8月21日 13時22分48秒]
先生から綿の種から粉が出来ると聞いたんですけど、本当ですか。教えてください[2001年1月12日 20時21分42秒]