もちろん肥料と農薬(皆さんが普通お使いになるのは、園芸薬品と言い低毒性)は違います。
肥料は植物にとっての餌(食事)に当たります。主にチッ素.リン酸.カリの三大要素で、これを吸収して成長します。
毒性のあるものではありません。
ただ、肥料には化学肥料と有機肥料があります。
化学肥料は、化学的に作られた肥料で、臭いも無く効率的に効き清潔ですが、人工的な物で、土が荒れたりします。
味も落ちるようです。
有機肥料は、動植物など自然の物から作られた有機質の肥料で、土の中の微生物によって分解され養分になります。
土も良くなり、微量要素も含みますが、臭いや発熱や小バエの発生,すぐ効かないなどの問題もあります。
有機栽培の野菜などは、この有機肥料を使った方法です。もちろん体にはいいし味も違うと思いますよ。
これに対し、農薬などの殺虫剤や殺菌剤は、植物に寄生する虫や菌を駆除する為の物で、
当然毒性がありますから、食用の作物に使う場合は使用時期や回数など制限があります。
最近では天然成分を使った安全性の高い薬も使われるようにもなりました。
つまり、肥料は必ず必要な物で、人間に害のある物ではないということです。
もちろん使い方で、肥料が強過ぎ植物に害が出る事はありますから、与え方は勉強した方がいいですけど。
中には肥料が嫌いなんていう品種もありますけどね。
[2000年1月30日 1時45分21秒]